個別指導や家庭教師に潜む恐ろしい危険とは

ここ数年、個別指導塾が非常に人気です。中学を中心に集合塾には勢いがないように感じます。

全国展開の大手塾も、こぞって個別指導を打ち出しています。特に中学生への進学指導が中心だった個別指導ですが、最近では高校生への個別指導も盛んです。

たしかに、わからない箇所をポイントで、前学年内容や、その生徒に合った必要な知識をすぐに教えてくれる。そんな指導は、親にとって魅力的に映るのでしょう。

集合塾より「多少」(企業努力により、または、目に見えないカラクリがありますが)授業料が割高でも、人気が出ています。

しかし、今回は、そんな個別指導塾に潜む、「危険」を紹介します。それは、不真面目な講師にあたるとか、学生講師との恋愛が怖いとか、授業料が無駄になるとか、そういった、巷でいわれる類のものではありません。

最も恐ろしい危険は、子供たちから「問題解決能力」が低下し、「やり抜く力」がなくなることです。

「やり抜く力」について参照は下記記事から

 

どういうことか?

個別指導塾では、学校の授業がよくわからなくなった生徒がたくさん来ます。そんな生徒たちを面倒見の良い、良心的な個別指導塾、塾講師ほど、いやがらず、怒らず、丁寧に問題の解き方を説明してくれます。

問題がわかって喜ぶ生徒たちは、少しわからないことがあると、「塾の先生に聞こう」と思うようになります。

あまりにも基礎的な内容や、一度説明した内容まで再三質問が来るので、心ある塾講師が、

そんなこと「自分で考えて、自分で調べなさい」と言うと、「あの先生嫌い、講師変えて(塾変えて)」と生徒が親に言いつけます。親も、お金払っているのだから、「教えてもらって当然」「なぜ、塾に通わせているのに成績が上がらないの!」と怒りだします。

この恐ろしさをわかってもらえるでしょうか?

本来、勉強は、教科書を何度も読み、自分でその内容を理解し、使い方を覚え、問題を解くことで学力が伸びていきます。自分でできるようにならないと何も意味がありません。塾は、その手助けを、効率よく自分で学力をつけていけるように手助けをしているにすぎません。塾講師が問題を解いてあげて、理解させてあげても何も意味はないのです。

しかし、解説してくれることの「楽」さを知った生徒は、自分で考えることをやめ、解説ばかりをおねだりします。その場の問題を理解するのではなく、解き方のみを知りたがるようになります。そして、困ったことにこの状態にはまってしまった生徒はなかなか抜け出せません。この先、大きな人生の壁に当たったとき、自分自身で壁を乗り越えなければいけないとき、「その術を知らない」ということになってしまいます。

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この危険から逃れるための方法とは

そうならいためにはどうするか?

それは、塾に頼りすぎず、「自分で成績をあげるんだ!」という意識で塾を利用することです。

塾は、頼るものではなく、利用する道具のようなものです。よく、成績が上がらないことを塾や子供の勉強態度のせいばかりにして、本当の意味で勉強する環境を構築できていない親をよく見ます。

成績が上がらないとなると、すぐに「塾に通わせる」「塾の時間を増やす」「家で勉強しないから塾に行かせる」という対策のみに走って、塾に頼り切りの場合は、この危険に陥る可能性があります。

まずは、子供の自制心や、やる気をしっかりとした方向に向けるのは親の責任だと自覚しましょう。

どうしたら良いかわかなりから塾に丸投げするのではなく、

まずは、自分でやってみて、アドバイスをもらおうというスタンスで塾に通うと、見えてくるものが違うと思いますよ。

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