高校入学前の春休みに心がけたい三つのこと【大学受験に向け】

高校受験が終わったあと遊びたいだけ遊ぼう

高校合格を勝ち取った!

そのあとに遊びたくなるのは当然でしょう。大丈夫です。寝不足にならない程度に好きなことをしてしっかり遊んでおきましょう。各高校では学校説明会を3月末に開き、クラス分けテストや春休みの宿題が渡されます。最低限、それを進めておけば心配はありません。羽を伸ばしてください。

しかし、当然、高校は、その先に進むための通過点でしかありません。問題は、4月からどう過ごすかです。

実は4月になってから考えるのは遅いのです。勉強をする必要はありませんが、心構えだけは、入学前の春休み作っておきましょう。

どうしても押さえておきたい三つのことをご紹介します。

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【心得一】学校授業はただのダイジェストでしかない

おそらく、大学進学を目指す普通科の学校説明会では、英数国を中心に分厚い参考書や問題集を渡された人が多いはずです。

なぜ今渡すのか?

それは、早く解き始めて欲しいからです。なぜ?

それは、学校の授業でそれらを解説することは時間的に不可能だからです。

今渡されている問題集や参考書、教科書は、1年以内に習い、終わらせなければいけないものたちです。たった1年で、その参考書の全てを解説できる時間が学校にあるわけがありません。各教科、週にたった数回の授業、そして、英数国に至っては、それぞれ2科目に別れているはずです。国語なら現代文と古文、英語ならコミュニケーションとグラマー、数学は、IとAと言う具合に。

相当な量の知識を高校1年間で詰め込まなければならないのです。そして、それらの知識は、大学受験の土台となるものばかりで、どれ一つ不要なものがありません。

時間的な制限のため学校の授業は、それら大量の知識のポイントしか語ってくれません。実際に問題を解き、答えを出す方法は、自分で参考書や教科書を読み、自分自身でマスターするしかないのです。塾や予備校の授業を受けても全ての解説はできません。その点を覚えておきましょう。

大学受験を成功させるためには、高校1年次から自力で勉強を進める力が必要になります。その覚悟を持っておきましょう。

【心得二】ライバルは一年先を走っている

最近流行りの中学受験からの中高一貫校。公立の中高一貫校が全国にできて久しいが、私立も含め、その全ての中高一貫校が、高校知識の前倒し教育を行っているといっても過言ではない。

そして、最近の主流は、中3終了時点で、通常高校1年で終わらせる内容を終わらせてしまう学校だ!

えっ!そんなの勝てるわけない。追いつけるわけない。

と思わなくても大丈夫。今から頑張れば十二分に追いつけます。それは、過去の先輩たちが証明してくれています。通常の公立高校でも実績を十分に出している学校はたくさんあります。早ければ良いと言うものではありません。ただ、ライバルは先に進んでいることだけは覚えておきましょう。高校1年の時から集中して学習に取り組まないと追いつくことはできません。

【心得三】ここで遊んだら惨めな大学生活になる

高校は楽しい。

親からある程度離れ、ざ・青春だ!(←もう言わない?)

ただ、高校1、2年で遊び呆けているとまず大学受験で苦労する。中学の時みたいに3年の時頑張ればなんとかなると思っている人もいるが、

それは、甘ずぎる

テレビを代表するメディアでは短期計画での受験企画で毎年盛り上がっているが、そのほとんどが不合格だ。合格をした人など記憶にない。最近ではドラゴン堀江、ロンブー淳、オードリー春日、はっきり言って点数は、志望校に対して話にならないレベルで、全員不合格が当たり前、最初からわかっていた。

つまり、短期勝負できるのは、本当に一部の才能に恵まれた人だけです。高校1年からしっかり頑張る。これしか合格できません。

部活動をしたい人も要注意

部活動に参加するときも慎重に考えましょう。理想は、受験前には退部できるユルイ部活ならOKです。あまり時間がとられすぎる部活動に参加して、第一志望合格を目指す場合、浪人覚悟が必要になります。

 

気持ちを新たに4月からスタートダッシュを決める!

春休みは精一杯遊んで、

そして、入学式の次の日から、全力で勉強に取り組みましょう。大学受験は、高校一年の1年間が一番大切。そう思って間違いありません。

そして、本当にスタートダッシュを決めることができたなら、第一志望の大学は、あなたの手の届く位置にあるはずです。

 

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