学校の先生や塾の講師は本音を言ってくれない

当サイトでは過去に中学生を地頭力や持って生まれた能力でレベル分けして勉強を進める方法を提案しました。

日々塾で指導していると、親から進路選択の相談を受けることが良くあります。しかし、なかなか本当の気持ちを伝えることはできません。どんなときに伝えることができないかというと、それは、子供の地頭力(持った生まれた能力)に良さを感じることができないのに、大学進学メインで高校普通科進学校を目標に進路を選択する家庭から相談を受けたときです。(上記記事のレベル3以下に当たる場合です)

そして、そのような子供たちとその親のほとんどは、国立大学か、有名私立大学に進学希望があり、そして、進学先の高校次第でそれが達成できると思っており、その子にとって普通科の勉強がどれだけ難しくなるかをわかっていません。

他の過去記事でも触れましたが、個別指導など、一緒に受験勉強を進めていると、中学3年生の場合、その子供たちが、高校生になり、大学受験時にどのような成績でいるかはある程度予想ができます。

つまり、国立大学に進学できる力をつけそうにない子供たちから、どうしても国立大学に進学したいから普通科高校に行きたいのですが、どうすればいいですか?と言われても、あなたは頑張っても力がつきそうにないから、工業系や商業系、農業系の高校へ進学した方が、将来のためですよ。と言えるわけがないのです。

レベル4や5の人は、何も考えず、目の前の学習に全力を尽くせば良いと思います。普通科であれば、高校の大学合格実績や、多少の偏差値の差は大きな問題にはなりません。教えてくれる知識はどの高校も同じで、日本であればどの高校もしっかりした先生たちがサポートしてくれます。あとは本人次第です。

しかし、レベル3や2の人となると、普通科の勉強がなかなかスムーズに頭の中に入っていきません。もちろん、努力でそれを克服し、見事国立大学に合格する人もいますが、非常に少数。ごく稀であるのが現実です。無理矢理に学問の中に入っていくのではなく、現実的に役立つ技術を学ぶ方が本人のためであり、今は技術系の高校から大学進学する道もたくさん用意されています。

普通科の勉強は、「大学教授を作るためにある」(ケン・ロビンソン氏)のは明らかで、大半の人に用がないことばかりです。苦しむことがわかっていながら、私たちは、生徒たちを普通科高校に送り出すしかないことに矛盾を感じます。。。。

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高校選択の本当のポイントとは?

おそらく、こんなことを言っている学校の先生や塾講師はいないと思いますが、これが、本音です。

  • 英数国の点数が、勉強しても60点台くらいで頭打している場合国立大学は諦める
  • 将来進みたい方向性が見えている場合は、高校普通科以外の選択肢を考えてみる
  • 将来やりたいことがないから普通科へという選択肢は最悪。とりあえず将来設計を家族で決めてから高校を選択。どうしても普通科に進学する場合は英数国のうち最も得意な教科で私立大学受験を視野に1年次から教科を絞って投資、勉強を約束させる
  • 勉強に期待ができない場合は部活動の強い高校を選んで最後まで部活をやり抜き、心を育てる。そうすれば道は必ず開けます。
  • 部活動に興味がない場合は、アルバイトを認めてくれる高校へ進学して働くことで成長する。

現在、大学入学において、推薦枠が増えてきています。そしてこれからも多くの大学でさらに推薦枠がを増える傾向です。高校普通科の勉強だけでは人が育たないことが、世の中に気付かれつつあります。無理に勉強を強制しなくても、長所を伸ばすことで社会的地位を獲得することができる世の中に変わりつつあるのです。

大学進学が全てで、有名大学、そのためには偏差値の高い進学校 という考え方は古くなったのかもしれません。勉強が得意な人はそこで勝負して、苦手な人は、何か別の武器を手に入れる時代になったのかもしれません。

海外留学(英語圏だけでなく)、PCプログラム教育、新しい通信制高校など、新しい価値観、選択肢も増えています。少しだけ時代の変化を意識した高校選択を心がけましょう。

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