中高一貫校

この言葉の響きに魅力を感じる人は多い。

メリットとして

「高校受験がない」

「実績の良い学校が多い」

「一貫教育は無駄が少ない」

「エスカレータで大学へ進学できる」

などなど

気持ちはよくわかります。

ただ、デメリットや、中学受験を迷う要因もたくさんあります。

まず

「私立中高一貫は費用が高い」


この悩みは、実に残念なことです。まさしく、教育の平等に反します。

ある意味、国の責任が重い部分ですが、それを議論しても仕方がありません。

私立中高一貫に通う場合、

学校へ通う費用だけでなく、中学受験のための通塾費、教材費、受験のための費用など、

決して小さくない費用を用意しなければいけません。

この対策として、

①家計に無理をしすぎない

本当に、学費が必要になるのは、大学進学後です。

中高一貫校は魅力的に映りますが、やはり、大切なのは最終学歴。

公立中、高でも十二分に学力をつけることは可能です。

無理をすると、逆に子供を追い詰めかねません。

②予算を予め決めておく

塾は、次から次へと講習を用意し、費用をかけなければ、「合格しない」というような錯覚をおこさせてきます。

それは、「錯覚」です。

もちろん、公立小学校の授業だけでは名門と呼ばれる学校に合格は難しいでしょう。

しかし、塾に時間数多く行けば行くほど「成績が上がる」ものではありません。

学習は、量より質が大切です

塾に依存するのではなく、親自身が情報を集め、一緒に学習に取り組みましょう。

難しそうな問題に見えても、そこは小学生の問題です。

ゆっくり解答を見て、考えれば、親が教えることも十分に可能です。

また、家庭での生活環境が、何よりも子供の本当の実力をつけます。

③入学後、塾教育費は、「かけどき」を意識する

中学、1、2年のときから、塾に精一杯通い、

口うるさく

「勉強しなさい」と言い続けなければ成績を維持できない

ようでは、先行き不安です。

自発的に「勉強をしたい」と思える環境を作ることが必要です。

少々成績が落ちても気にしない。自分の子供を信じましょう。

それよりも、社会のさまざまなことに興味を持たせ、勉強以外の知識を増やすことに

取り組むことが理想です。

本人が本当に「勉強がしたい」と思ったときが、教育費の「かけどき」です。

どうしても行きたい大学ができたとき

少々成績が悪くても

1年から2年あれば、十分に成績を上げることは可能です。

次回は、②

「中学受験を乗り切るために必要なこと」

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