症状別学習環境の整え方(算数、数学編)

ポイント 無理に苦手を治そうとせず、長所を活かす戦略を

算数 小学生

①学校のテストは平均90点以上、普段学校の宿題を解くにも余裕を持って解ける
学校の授業はしっかり聞けているようだ

対策
個々の性格に合わせ、本気で中学受験に挑戦する気にさせるよう工夫する。無理なく学習習慣を身に付けさせたい。公立中学に通う場合は学校内で常に上位を目指すよう意識付け

②学校では真面目に取り組めているものの、単元によっては苦手意識を見せ、80点以下になることもある。文章題が比較的苦手

対策
中学受験に取り組む場合は、難問を避け、計算問題や基本問題の取りこぼしをしないことを重要視する。得意教科の学習に集中する方が吉と出る場合が多い。公立中学校進学の場合も同様。
英語などの先取り学習に投資して、本人に自信を持たせる。

③単元によっては大きく点数(50~60)を落とすこともあり、勉強に強い苦手意識が見られる

対策
計算問題を確実に解けるように訓練をしておく。点数が悪いことは責めない。温かく見守る。
面積や体積の公式を覚えているか確認し、今のうちに分数の計算など基本的なことを親と一緒に解いて、計算問題で9割くらいはできるようにしておきたい。
算数の勉強というよりは、日常生活で出てくる数字、カレンダーの曜日、1年は何日あるのか?
バーゲンで30%引きだといくらになるのか?時速60キロの車で2時間走ったらどれくらい進むか?
など、少しずつ、期待せず、見放さず、会話の中で数字に興味を持たせたい。

参考記事 算数、数学ができない子の真の原因

数学 中学生

①中間、期末テストでは80点~90点以上が当たり前

対策 ご褒美作戦で、学校内で常に上位を目標に、可能であれば塾にも投資

②中間、期末テスト平均60~70点程度

対策
あきらめる必要はないが、数学に足を引っ張られすぎないようある程度で妥協が必要。
つまり、大問の最後の問題などはあきらめて、基礎理解を徹底する。
点数が伸びないことを親は責めず、あまりプレッシャーをかけない方が良い。本人の能力に合ったワークは、1冊でいいから丁寧に終わらせていきたい。学年が進むにつれて精神的に成長すれば自ら勉強できるようになる場合もあるからそれを信じて親は辛抱強く待つと良い結果も。

③中間、期末テスト50点以下をよくとる

対策
1、2年の間に正負の計算、一次方程式、等式変形、連立方程式、一次関数の基礎を繰り返し練習する。親が教えれない場合は予算の範囲内で家庭教師に来てもらっても良いと思います。
文章題は、上記単元の計算にある程度確実性が出てきてからのほうが良いと思います。またはあきらめて伸びる可能性のある教科へ時間を使う。
特に正負の計算で躓いてる場合は学習障害の可能性があるので数学はあきらめて他教科で学校の内申をカバーしたいところ。できないことを親は絶対責めてはダメです。

参考記事 地頭力、持って生まれた能力を判定し、レベル分け

高校普通科 数学

①学校の授業がほとんど理解でき、答えを読めば問題集もほとんど自分一人で理解することができる

対策
本人を信じて子ども自身が希望するストレスの少ない勉強環境を整える。大学進学へのモチベーションを高める工夫をする


②説明されれば理解できるが、数学的ひらめきがない、数学が好きではない

対策
学校授業の難易度が本人の能力に合っているかに注意する。
多すぎる宿題や難しすぎるテスト、下手すぎる授業から親は子を守る必要がある。
数学に対して、拒否反応を示すようなら早めに大学受験科目から外した方が良いが、
中学内容でそこそこの成績を取れていた生徒ならば、センターレベルでは及第点(偏差値50から60)を取る可能性は十分にある。

③なかなか数学の基礎公式が定着しない、説明しても意味をよく理解できない。一人では前に進まない。

対策
大学受験科目にからは外した方が無難。数学の勉強は、高校卒業単位を取るためだけにして、後の時間は別の教科、もしくは、課外活動に力を入れる。
数学の勉強は無駄に時間を費やすだけになる可能性が高い。

参考記事 高校数学ができる人とできない人の決定的な差

 

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう