教育にお金をかけたら「子供の知能は上がる」は科学的根拠がない

一生懸命塾に通っても成績が上がらない。ほとんど塾に行っていない子に簡単に追い抜かれてしまう。そんな経験を自分もした、もしくは、周りにそのような子がいる人は多いのではないだろうか。

下記ベストセラー「言ってはいけない残酷すぎる真実」の著者、橘玲氏が言っている

橘氏は、「能力は教育によって向上する」というリベラリズムの主張は「科学的根拠がない」と否定。「『知識社会においては、経済格差は知能の格差だ』という不愉快な事実を受け入れることではじめて、いま日本や世界でなにが起きているかが見えてくる」と主張している。

 

つまり、遺伝的に影響受けた知能のために経済格差が生まれているという不愉快な事実を受け入れる

私は、ここがポイントだと思います。つまり、教育で、この知能格差を埋めることは困難であるということです。(ショック!!)

 

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「経済格差」は「教育格差」ではない事実を受け止める

一般的に、日本では、教育格差が経済格差を生み、またその経済格差が教育格差をさらに広げているというような解釈が広がっています。しかし、その本質は違います。

経済格差は、持って生まれた知能の差、つまり遺伝能力の差から生じるもので、いくら、予算をかけた教育政策を行っても、そのことで、教育格差が埋まっても、知能格差ひいては経済格差が埋まることはあまりないらしいのです。つまり、教育格差を埋めるための政策に過度な税金投入することは無駄であると。

残念なら、この事実に関する科学的根拠は示されているようです。上記著書でもその研究は紹介されています。また、上記本がヒットしたことで、本に登場する研究者が刺激を受け下記本を書いています。そこにはより詳しい科学的根拠が書かれており、遺伝的な能力が与える影響がどれほどものか、そして、どのような考え方をすれば良いかも書かれています。

塾に無理して投資しても学力は上がるとは限らない

私たちの家庭に置き換えて、平たく言えば、塾や、家庭教師を、いくら増やしたところで、学力があがるわけではないということでしょうか。。。。私もこのブログで何回か似たようなテーマを話題にしてきました。

塾に通うことが無意味だと言ってるわけではありません。塾は効率の良い学習環境を提供していて、良い塾は刺激を与えてくれます。

しかし、だからといって学力が上がるか上がらないは本人次第なのです。この事実を受け止め、さまざまな貴重な体験を通して性格を鍛えたり、特技や長所を伸ばすために投資しすることも選択肢に加えましょう。親は、子の特性や能力を、現実的に分析し、受け止め、自分の子に合った選択肢を数多く提供することが必要だと思います。そのことは、不必要な悲劇や、争い、そして、子が負う心の傷を回避させることができ、そして、子供たちが持つ個性や能力を最大限に発揮できる力を養うことができるはずです。

学校の成績は、子供の特徴を把握するための一つの目安でしかありません。しかし、現実は、どうしても、塾に通わせて成績が上がらないと、「けしからん」と塾や学校のせいにする親が多いのです。それが、今の小学校高学年から中高生の持つ毎日の閉塞感、勉強への息苦しさに繋がっていることは、間違いないでしょう。

 

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