子供の成績に親が悩みを持つ場合、大きく分けるとだいたい以下のように分けることができます。
目次
親の期待、親の成績目標が子供の能力をはるかに凌いでいる
子供の成績はやはり、遺伝、そして家庭環境の影響を大きく受けます。
「勉強しない」と子供のせいにばかりしていないで、
自分の子なのですから、自らの行動から反省してみましょう。
まずは、子供の能力や向き不向きをしっかりと分析し、
何を鍛えて、優先順位、妥協点を整理しましょう。
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子供が勉強に対するやる気を全く見せない
残念ながらお子さんは勉強に向いていない可能性が高い。
それを受け止めましょう。
勉強を無理やりさせても意味はありません。
お子さんが熱中すること、好きなこと、自信が持てることに集中投資し、
「あきらめない」
「本気を出して取り組む」
「やり抜く」
ことをできる限り教えましょう。
将来、人生でもっとも大切なものは「やり抜く力」です。
毎日勉強を家でしている小中学生や高校生は少数派です。
学校の先生が適当に言う
「1日3時間は勉強しないと受験で成功しない」
これは、指導者にとって便利なただの標語です。
勉強は量より質
質を上げるためには、本人の「意志」が絶対的に必要です。
その「意志」を育てることは、勉強への強制ではできず、一朝一夕にはできません。
そして、努力する力
これもまた、遺伝の影響を受ける「才能」です。
努力しないことを=さぼっている
はあまりにも短絡的です。
環境を工夫して、本人が熱中できる、全力で取り組むことができるものを見つけましょう。
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真面目に勉強しているのに成績が伸びない
これも、残念ながら「才能」持って生まれた「能力」の影響です。
まずは、塾などに通い、効率的な学習を心がけましょう。
成績が上がらないことを塾のせいにするのではなく、塾や講師との相性を見て、
効率の良い学習環境を少しでも整えたらあとは我慢です。
真面目に努力を続ける子は
最後に「笑う」ことができる進路を獲得できる可能性が高いです。
それが、親の目標と違ってもいいではありませんか。
本人の「真面目」に取り組める力を伸ばし、支え、信じましょう。
「真面目」に取り組めることは「才能」です。
後々、必ず道が開けます。
周囲の学習レベルについていけない、追いつけない
勉強に向いていない。
勉強に対しての能力がないだけです。
スポーツ、芸術、コミュニケーション能力、など
他の人より優れた才能が必ずあるはずです。
人の上にいける才能を伸ばし、
人としての能力を鍛える。
これにつきます。
鶏頭となるとも、牛後となることなかれです。
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子供が言うことを聞かない
気持ちはわかります。子供が言うことを聞かないとこちらはすごく腹立たしくなり、ついつい怒鳴ってしまいます。しかし、怒鳴った後でも構いません。冷静になったときに、子供が何を求めているのかを考えましょう。親が「こうすべきだ」と思うことは子供にとってハードルが高すぎることが良くあります。能力以上を求めてしまっていることがよくあります。
また、ただの反抗期で、時がたてば落ち着くこともよくあります。
子供を信じて「待つ」
少々成績が悪くても、大きく構えて、受け止める。
それが、結果を出す「近道」です。いたずらに叱咤し、行き過ぎて罵倒する。それだけは避け、よく見ておいて、助けを求めてきたときに手を差し伸べる。わからないところで、アドバイスを送り続ける。
冷静になったときに自分に言い聞かせてみましょう。
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