数学の苦手は小さい頃からの積み重ね
数学や算数が苦手な人の特徴は「考えることをやめてしまっている」ことにあります。
私の妻がそうなのですが、よく、数字に関することは、本当によく人を頼ってきます。
今月、お金 あといくら使える?
残り30キロって書いてあるけど、あと何分で着く?
今日って何日?
毎日のように、「それぐらい自分で考えてよ」と思うことがたくさんあります(笑)。心当たりがある方も多いと思いますが、このような質問を人にすぐしてしまう人には、数学が嫌いだったり苦手だったりすることが当然多いです。
これは、小さな頃から、計算を自分でしようとしない、考えようとしない「習慣」から来ています。
数学が苦手な人は、どう考えたら問題を解けるのかを粘り強く考えようとしません。点数に違いさえあれ、レベルに違いさえあれ、考えることを続け、理解しようとする姿勢を保てないのです。
その理由はさまざまですが、その理由の多くは、ただあきらめてしまっているだけのことが多い。
自分で自分の限界を早々と決めてしまい。問題を理解しようとさえしないのです。平均的な能力の持ち主であれば、中学レベルの問題であれば、前向きに粘り強く考える訓練をすれば理解できるはずです。
小学校高学年くらいから、ひたすら考えることを避け、中学校ではテクニックだけで解こうとすると、数学の成績は悲惨なものになるはずです。
そうならないためには
小さな頃から日々の生活に、数字で簡単な計算をすることを取り入れるのです。
車や電車に乗ったとき、スピードの話、時間の話、距離の話。料理をするときにも重さや量など、数字はいくらでも出てきます。
考えることを面倒くさがらす、数字が何を意味しているのかを考え続けましょう。特に小学校では、これが大切です。
親がアドバイスしながら、いっしょになって考えてあげましょう。