目次
- 1 親が満足するほど勉強している子供は少数派自ら勉強する子は何が違うのか?「勉強しなさい」と毎日のように言ってしまうお父さんお母さんはたくさんいることでしょう。自分から勉強してくれたらどんなに楽か。。。。。そもそも 「勉強しない」 「勉強が嫌い」 という子供は、もともと勉強が得意でない子が多い。スポーツも同じで、人より得意だからそのことが好きになり、頑張れるものです。しかし、学校に通う限り、勉強はスポーツと違って、「やらない」という選択肢がとれないない。「やらない」という選択ができないことが、親子間の軋轢を生む。 しかし、なかには勉強が得意でないにも関わらず、勉強を自らし、受験に対して頑張れる子もいることは事実です。また、 受験前まではそんなに勉強に熱心でもなかった子供が、受験に向けて、徐々に目の色が変わり、自ら自発的に勉強し、学力を劇的に伸ばし、合格を勝ち取る子も少なからずいます。どうすれば、そのような「自発的に勉強する子」が育つのか??せめて、宿題や、テスト前くらい、親が言わなくも自分から取り組んでもらいたいものです。どうすれば、自分から机に向かうのか?これまた、持って生まれた能力で、どうしようもないことなのか?ポイントは、「自制心」が育っているかいないか。。。。かもしれません。 自分から勉強しない子の共通点自分から勉強をしない、テスト前や受験前なのに危機意識を持っていない、勉強に対してやる気がないそのような子供たちにはある共通点があります。それは、「自制心が弱い」「真面目さ、誠実さに欠ける」「やり抜く力が弱い」「好奇心に乏しい」などです。これらは内面的な性格に起因するもので、勉強に対する「自己をコントロールする力」が 上手く育っていない可能性があります。自ら受験に対し、前向きになるには、 ここをどうにかしないといけません。 勉強しない負のスパイラル 自己をコントロールする力を鍛えてこの負のスパイラルから脱出するしかありません。そんな方法はあるのでしょうか?大丈夫です。あります。 自制心を鍛えることができることは証明されている
- 2 小さな一歩を確実に踏み出す
親が満足するほど勉強している子供は少数派自ら勉強する子は何が違うのか?
「勉強しなさい」
と毎日のように言ってしまうお父さんお母さんはたくさんいることでしょう。
自分から勉強してくれたらどんなに楽か。。。。。
そもそも
「勉強しない」
「勉強が嫌い」
という子供は、もともと勉強が得意でない子が多い。
スポーツも同じで、人より得意だからそのことが好きになり、頑張れるものです。
しかし、学校に通う限り、勉強はスポーツと違って、
「やらない」
という選択肢がとれないない。
「やらない」という選択ができないことが、親子間の軋轢を生む。
しかし、なかには勉強が得意でないにも関わらず、勉強を自らし、受験に対して頑張れる子もいることは事実です。
また、
受験前まではそんなに勉強に熱心でもなかった子供が、受験に向けて、徐々に目の色が変わり、自ら自発的に勉強し、学力を劇的に伸ばし、合格を勝ち取る子も少なからずいます。
どうすれば、
そのような「自発的に勉強する子」が育つのか??
せめて、
宿題や、テスト前くらい、親が言わなくも自分から取り組んでもらいたいものです。
どうすれば、自分から机に向かうのか?
これまた、持って生まれた能力で、どうしようもないことなのか?
ポイントは、「自制心」が育っているかいないか。。。。かもしれません。
自分から勉強しない子の共通点
自分から勉強をしない、テスト前や受験前なのに危機意識を持っていない、勉強に対してやる気がない
そのような子供たちにはある共通点があります。
それは、
「自制心が弱い」
「真面目さ、誠実さに欠ける」
「やり抜く力が弱い」
「好奇心に乏しい」
などです。
これらは内面的な性格に起因するもので、
勉強に対する「自己をコントロールする力」が
上手く育っていない可能性があります。
自ら受験に対し、前向きになるには、
ここをどうにかしないといけません。
勉強しない負のスパイラル
自己をコントロールする力を鍛えてこの負のスパイラルから脱出するしかありません。
そんな方法はあるのでしょうか?
大丈夫です。あります。
自制心を鍛えることができることは証明されている
自己をコントロールする能力を鍛える
実は、心理学や脳科学の世界では、
「自制心」に代表される
「自己コントロール」の力の研究が進んでおり、
自己をコントロールする力は、どのような状況で力が発揮されるかがわかってきています。
そして、
「自己をコントロールする力」は日々の簡単な行動で鍛えることができる
ことが実験で証明されているのです。
ここで、とある心理学の本に掲載されている実験を紹介しましょう。
「スタンフォードの自分を変える教室」より
ノースウェスタン大学の心理学者のチームは、2週間の意志力トレーニングによって恋人へ暴力を減らすことができるか、という実験を行いました。
まず、40名の成人(恋人がいる)を適当に3つのグループに割り振りました。
第1グループは利き手ではないほうの手を使って食事や歯磨きをしたり、ドアを開けたりするように指示を受けました。
第2グループは汚い言葉を使うことを禁じられ、「うん」と言わずに「はい」と答えるよう指示を受けました。
第3グループはとくに何も指示を受けませんでした。さて、2週間後、第1グループと第2グループの人たちは、嫉妬にかられたり、パートナーからないがしろにされたり、あるいはそう感じたりなど、いかにもかっとなりそうなことが起きても、あまり反応しないようになっていました。
しかし、第3グループの人たちにはそのような変化は何も見られませんでした。
たった2週間です!
しかも、利き手ではない手を使った、丁寧に返事をした。
たったその程度で、まったく関係がないかのように見える
「対人への自己コントロール能力」
が上がるのです。
この本の著者は、
意志力(自己をコントロールする力)は、筋肉のように鍛えることができる
と結論付けています。
ポイントは3つです。
鍛えるためのポイント
①意志力(自己をコントロールする力)を司る「前頭前皮質」(脳の部位)に健康的な生活を送る(睡眠をしっかりとり、適度な運動をするなど)
②意志力を鍛える習慣をつける(前述にあるような小さなことから)
③脳の性質を上手く利用する(興味のある方は前述の本で)
本題に戻ります。
子供たちは、案外
「勉強はしなければならない」
ということはうすうすでもわかっているようです。
ただ、誘惑に負けて、「自分をコントロール」できないのです。
つまり、
子供を「自ら勉強する」ように育てるためには、
「自己をコントロールする力」を育てる必要があります。
そして、
親は、この力を育てる環境を整えていく必要がありそうです。
小さな一歩を確実に踏み出す
私からの提案として
まず、簡単に始めることができるものから、ハードルが低いものからとりかかることをお勧めします。
ここでは、「継続」が何よりも大切です。
また、ポイントの②にある意志力を鍛える習慣として、
親子で毎日10分でも一緒に勉強するとか、同じ空間で机に向かって自分の課題に集中するとか、
短い時間で簡単なことから始めてはどうでしょうか?
「継続は力なり」です。
1日10分なら忙しいは言い訳にならないはずです。
自ら勉強をし始めるスパイラルを作る方法
上手くいくかいかないか
それは、親であるあなたの意志力
「自己コントロール能力」
にかかっているのかもしれません。
「勉強しない」
「勉強が嫌い」
という子供は、もともと勉強が得意でない子が多い。
受験前まではそんなに勉強に熱心でもなかった子供が、受験に向けて、徐々に目の色が変わり、自ら自発的に勉強し、学力を劇的に伸ばし、合格を勝ち取る子も少なからずいます。
上手く育っていない可能性があります。
ここをどうにかしないといけません。
「自己コントロール」の力の研究が進んでおり、
まず、40名の成人(恋人がいる)を適当に3つのグループに割り振りました。
第1グループは利き手ではないほうの手を使って食事や歯磨きをしたり、ドアを開けたりするように指示を受けました。
第2グループは汚い言葉を使うことを禁じられ、「うん」と言わずに「はい」と答えるよう指示を受けました。
第3グループはとくに何も指示を受けませんでした。さて、2週間後、第1グループと第2グループの人たちは、嫉妬にかられたり、パートナーからないがしろにされたり、あるいはそう感じたりなど、いかにもかっとなりそうなことが起きても、あまり反応しないようになっていました。
しかし、第3グループの人たちにはそのような変化は何も見られませんでした。
「勉強はしなければならない」
ということはうすうすでもわかっているようです。
まず、簡単に始めることができるものから、ハードルが低いものからとりかかることをお勧めします。
ここでは、「継続」が何よりも大切です。
親子で毎日10分でも一緒に勉強するとか、同じ空間で机に向かって自分の課題に集中するとか、
短い時間で簡単なことから始めてはどうでしょうか?
「継続は力なり」です。
1日10分なら忙しいは言い訳にならないはずです。