サイトアイコン 成績が上がらない小中高生 誰も教えてくれない真の原因

Fランク大学に通って将来大丈夫?

高校生志望校合格して卒業

勉強しても大して成績が上がらない生徒たちの進路

中学校の時から頑張ってもなかなか平均がとれない

高校普通科に進学したが、偏差値が40以下から50に届かない

そんな生徒たちの進路はどうなるのでしょうか?

ほとんどの生徒は、Fランクと言われる、誰でも入れるような大学や短期大学、専門学校へ進学して行きます。

そのような大学では、誰もが認めるような大きな有名で安定している会社に入ることはさらに難しくなります。

特に、飛び抜けて才能のある分野があったりしなければ、大学に入ったとしても成績が特に優秀になるはずもありません。平々凡々と卒業していく人たちがほとんどです。

では、実際、Fランク大学もしくはそれに準じる大学学校へ進学した子供たちはどのような進路を辿っていくのでしょうか?

私が見てきた生徒たちの実際の例をあげてみます。

 

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意外と活気があり、好感が持てるFランク大学の学生たち

意外とと言ったら失礼かもしれません。

Fランクという言葉自体も大変失礼なのですが、

ここでは敢えて、使わせて頂きます。

第一志望の大学が叶わず、Fランクの大学に通っても、実に輝いた学生生活を送っている人たちは多くいます。

私が見てきた生徒たちの中にもいますが、

その生徒たちは、日々の授業は、自分の身の丈に合っていて、楽しいと言います。

サークル活動や、交友関係も良く、自由な時間も多いためみんなアルバイトに時間を多く費やします。

アルバイトを通して、人間的に成長したり、自分が適する分野を見つけていく人も多く見かけます。

社会人としての準備は、学業を通してももちろん培われると思いますが、大学授業以外の部分も大きく影響しているようです。

大学は「モラトリアム(人生における猶予期間)」である。という考え方がありますが、そこに一理あるのではないでしょうか。

 

 

私が実際に出会った様々な生徒の例をあげてみましょう。

 

まだまだ、勉強をしても成績がなかなか上がらず、親の希望通りの成績がとれなくても、幸せを掴んでいる生徒をあげたらキリがありません。

もちろん、

有名大学に通っている生徒で輝いている人たちもたくさんいますが、

Fランク大学だから、人生開けないなんてことは全くありませんし、

有名大学を卒業したから、大丈夫なんてことも言えないのです。

中退したり、ニート同様になってしまう人も見てきました。

 

Fランクの大学に進んでも成功している人たちに共通していること

ここからは私の主観ですが、

自分の人生に輝いて見える人たちには共通点があるように思います。

それは「自信」です。

誰にでもコンプレックスはあるもので、第一志望や第二志望の大学へ進学できないと学力がコンプレックスになります。

しかし、成功している人たちは、あまりそのコンプレックスを感じません。

もちろん、本人の中には「僕は勉強ができない。苦手だ」というものはあるでしょうが、

それを受け入れ、今の選択に納得し、そして自信を持って今の環境を何事にも精一杯取り組んでいるように思います。

自分ができる部分に努力しているのです。

それがアルバイトやスポーツ、サークル活動だったとしても、人として成長していくことで、自信をつけ、魅力のある大人になり、

希望通りの就職を勝ちとったり、夢や目標を実現していくのだと思います。

 

親にできることはあるのか?

勉強をしない、遊んでばかりいる

そんなのでは成績が上がらなくて当たり前

と子供を怒る親はよく見ます。

やればできる子なのにと思う気持ちもわからないではないですが、

ひょっとしたら、お子さんは遺伝的に勉強に向いていないのかもしれません。

「勉強をさせる」ことも大切ですが、そこにこだわりすぎると見失ってしまうものがあるように思います。

「勉強をさせる」ことにこだわるのではなく、「やりたいこと」を見つけるきっかけや情報を与え続け

そのやりたいことを通して人間的に成長させることはできないでしょうか?

それが受験なら言うことありませんが、たとえ結果が出なくても、人間的に成長しているなら良しとしましょう。

そして、最後に進路を決めるのは子供たち本人です。

大学に進んだ彼らが努力できるのは、自分で選択した道だからであると思います。

もし、Fランク大学へ行きたいと言っても、留学したいと言っても、

本当にやる気に満ちているのであれば、子供を信じて何とか投資したいものです。今は教育ローンなどさまざまな手段があります。

中日、阪神、楽天で監督を務め優勝に導いた故星野監督の言葉がぴったりかもしれません。

星野さんはよくこう言っていました。

自分のチームの選手のことを

「信頼しているが信用していない」

もちろん野球チームと子育ては大きく違うでしょう。

でも、自分の子は頼りなく見えるかもしれませんが、

信頼して人生の選択を任せながら、さまざまな形で子供たちをフォローしていければいいですね。

 

 

 

 

 

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