本屋にたくさんある教育関連本 どれを選ぶ?

書店には、本当に多くの教育関連本が棚に並べられています。

これは、ある地方の紀伊国屋書店の教育関連本陳列棚です。
(そんなに売り場面積が広い書店ではありません。都会に比べれば中~小規模)

教育関連の本

ここを見るだけでも本当にたくさんの教育関連本があり、タイトルを読んでいるだけでどれも読みたくなります。(まあ、それを目的にタイトルをつけているのでしょうが。。。)しかし、時間的にも限られているし、内容が重複していることも多いので、買って読むには本を絞らなければなりません。よくタイトルを読んでいると、幼児教育から小学生くらいまでの教育で差をつけようとういう「意図」が感じられる本が多い気がします。
子供の教育は幼少期が大切ということは、今では常識になりつつあるかもしれません。

私は、空いた時間を利用しながら、自分が興味を惹かれたものを中心に、月1~2冊くらいのペースで(月にもよるが)なんらかの教育関連本を読んでいます。当然、仕事柄、人よりは多く教育関連本を読んでいるように思います。そこで、せっかくこのブログページを読んでくださっているみなさんに、どうしても、お伝えしておきたい。教育本についての注意点があります。

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生徒の親に読んで欲しくない本とは?

  • 東大生が教える勉強法、ノート整理術、親が子供を東大に合格させた体験談など
  • 有名大学合格者のアンケートなどを中心に教育を語る本
  • ドラゴン桜、ビリギャルなど、教える先生や勉強法で成績が上がると勘違いしてしまいそうな本
  • 「偏差値を短期間で、〇〇上げた」と成果を前面に出す本

などです。

東大や海外の一流大学など、進学を目指すことはとても素晴らしいことです。しかし、本人が本気で目指し、先輩たちの勉強法を参考にしながら自分に合った勉強法を自分で見つけていくならいざ知らず、親がその勉強法を知って子供に押し付けても何の利益にもなりません。

難関大学に進学する生徒は才能に恵まれた特殊な生徒たちだと理解しましょう。自分の子供にその育て方が合う可能性は低く、全く役に立たない、むしろ逆効果の時だってあります。

ビリギャルやドラゴン桜も読んではいけない?

また、ドラゴン桜やビリギャルをなぜ読んではいけないの?と思う方も多いと思いますが、この本が素晴らしいのは、子供たちのモチベーションが上がる可能性が高いということで、親が読んでも意味はないと思います。

「ビリギャル」にはあるフレーズが書かれており、大変気になりました。そのフレーズとは

ダメな人間などいません。ダメな指導者がいるだけなのです。

たしかにダメな人間などいないと思います。しかし、偏差値30代の生徒を指導して、それを大きく伸ばすことができないからといって、ダメな指導者と決めつけるのはいくらなんでも行き過ぎです。教えた生徒の成績が伸びないなんていくら優秀な講師、先生でも日常茶飯事であることで、そこに蓋をしています。これでは読んだ親は

「成績が上がらない」=「塾講師が悪い」

と思ってしまい、本質を見失います。

私もこの本を読んで、感動した一人です。映画までは見なかったですが、この生徒、または家族から、元気をもらった気がします。しかし、この部分だけはどうしても許せません。

偏差値が低いことにはさまざまな要因があります。また、もっと危険なこととして、このフレーズでは、偏差値が低い=ダメな人間 と言っているようにも聞こえます。主人公である さやかさんを指導した先生でもっとも影響を与えたのは著者の方であるのは間違いないとして、その以前、または他の指導者や学校がすべて「ダメな指導者」だったわけではないはずです。

 

短期間で偏差値を上げることをアピールする本ほど嘘くさい

「偏差値を40を上げて」とか「だれにでもできる」とか「短期間で」とか読む側に「魅力的な」または「ラクして」成績が上がると感じさせるような本は、必ず「大人の事情」的カラクリがあります。

キャッチーなコピーに惹かれてしまう気持ちはわかりますが、実際、本に書かれている勉強法は、その気になれば誰でも知ることができる一般的な情報がほとんどでした。実際に偏差値が上がる人もいることは事実かもしれませんが、読む側は安易にすべてを受け入れず、良い部分だけを活用するように、そして成績を上げる、学力を上げることに近道はないことを忘れないようにしてもらいたいです。

 

プロが親にオススメする本とは?

そして、最後に私がぜひおすすめしたい、子供を伸ばしたい親に読んでもらいたい本がこちらです。

「成功する子、失敗する子」何が「その後の人生」を決めるのかこの本は、アメリカのジャーナリストが書いた本です。(現在続編も発売されています)最新のアメリカの教育理論が紹介されています。長くて正直読みづらい人もいるかもしれません。しかし、さまざまな検証、考察が、科学的に、そして広範囲に、根拠と目的を持ってされており、子供たちにとって、もっとも必要なことが何か、親たちはどうすることがベストかを炙り出そうとしています。貧困層、富裕層、さまざまな家庭環境での考察もされており、これはどのような環境の家庭にもあてはめることができます。

はっきりしたひとつの答えがあるわけではないのですが、それが、子供たちを伸ばすことの難しさであり、真実でしょう。

ただ、この本からたくさんのヒントを得ることができると思います。

親の仕事は子供の性格力を鍛えること

これからの人生、学歴は大切かもしれませんが、それよりもっと大切なものに気付きましょう。

 

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